中丸君の楽しい時間2 その1
備忘録として10月28日とそのちょうど1週間後に行ってきた「中丸君の楽しい時間2」のレポを。
(順番ちょっとあやふやです。内容も記憶違いがあるかも。)
思いっきりネタバレなので、これから行かれる方は絶対にご覧にならないよう。
(加筆・修正も有り)
9年前に観た1の内容については殆ど覚えてなく、当時のブログを読み返してみても
ネタバレを気にして詳しくまとめてなかったので、全く参考にならず。
今回はそれを避けたいので、覚えてる範囲で出来るだけ詳しく、でもあまり長くならないように纏めようと。(どんどん忘れていってるってのもありますが)
当時のブログや過去の雑誌を読んで思い出せたのは、影絵と新語スロットと紙芝居(紙芝居は今回無し)ぐらいだったのですが、2を観ながらうっすらと蘇ってくるものもありました。
◆オープニング〜暗闇でのヒューマンビートボックス〜挨拶
暗闇で中丸くんの姿が見えない状態でビートボックスが始まります。
とにかくバスドラ(低音)の響きがすごい。
1階後方と1階前方とでは音の響きが違った気がします。1階前方はスピーカーからもろ直接的に体に来る。後方だと少しだけマイルドに。
でも低音が体に響く感じはどちらも凄かった。
コント全般が、中丸くんの日常をベースにして構成されているフィクションであることがスクリーンで説明されます。
中丸君の楽しい時間2始まるよー!のタイトルコール有り。
◆誰かとの電話(友人もしくは彼女?)
とっかかりの場面で、ロイホ、フォルクス、サラダバーのキーワードが出て来ますが、それが後に繋がって行きます。(こういう繋がりが何度かあるのも楽しい。でもきっと全部はわかっていない自分)。
電話の相手と約束をしている様子。場所はフォルクス推し、理由はサラダバーがあるから。
丸襟っぽい白いシャツを来て紙袋を持ってスマホで話している中丸君が可愛い、身体が薄い。手に持った紙袋も目にとまるアイテム。
◆喜怒哀楽とその他
舞台の打ち合わせの場面、グッズについてのやり取りや、マネージャーが報告する無茶なスケジュールの仕事に対して「喜怒哀楽」それぞれの文字が、後ろの黒いスクリーンに映し出されます。(文字を読み上げる中丸くんの声も出ます)
それに合わせて、中丸くんの感情や行動が変化していきます。
紙袋から出したグッズの団扇は自身の横顔が真上を向いている写真で、この角度は今まで誰もやって無いでしょとアピール。(個人的にこの写真はツボでした。)
次に取り出したのは、団扇であっち向いてホイが出来るというもの。裏表で顔の方向が右と左になっており、実際にやってみる場面も。
マネージャー(中丸くんは吉田と呼び捨て、しかも何度かキレる)から言われた次の仕事に「モーゼの格好でアフレコをする」というよく分からない内容のものもあったりして(それも20分後)、クスリと笑えるものが合間に登場します。
舞台下手にはハンガーにかけられた数着の衣装。これも伏線だったりします。
哀の場面で、泣きながら取り出したハンカチのデザインに怒ったりしてました。(変なポーズしてる中丸くん風の、あれは影って事かな?)鼻かんでたけど。
その内、文字は喜怒哀楽に留まらず、人名が出るとその人のモノマネ(猪木、修造、矢沢等)になり、「織田」って誰?って思ったら織田裕二だったり。
10KsのUNLOCK歌った時の衣装のスパンコールにかけてのネタだったり。
スパンコールの衣装を着て「ナルシスト」「超ナルシスト」を演じる中丸君も普段なかなか見られないのでとても貴重。(超ナルはその後無くなったり復活したりでファンを一喜一憂させている模様)
コーナー終了間際に、モーゼの前にも仕事が入ってる事を告げられ、確かこれがいのししジローの着ぐるみの仕事だったと。
(モノマネにはサッカーネタとしてビスマルク等の懐かしいポーズ有り。28日の質疑応答で、ビスマルクを知らないであろう若年層 は切り捨てている発言有り。)
◆NKMニュース
楽屋と思われる部屋で、ソファで寛ぐ中丸くん。カーテンを開けて外の天気を気にする場面も。
テレビをつけるとニュース番組をやっていてその内容がそのまま中央スクリーンに映り、中丸くんがそれを見ながらバシバシ突っ込むという多分9年前にもあったネタ。
キャスターのゲンタニシ(1の時はお天気キャスター)、お天気キャスターのさよちゃん、ゲンタニの妻などを全て中丸くんが演じています。某日テレの人気キャラそらジローのパクリで作ったとされる太陽太郎も登場。
ちなみに太陽太郎は中丸くんのラフスケッチを元にスタッフが忠実に作成したキャラクターな為、左右の目の形が違うという逸話を持ちます。
太陽太郎の中にも中丸くんが入ってるのですが、顔になぜかたくさんのホクロ。
このホクロキャラにも裏話があるようです。
28日には太陽太郎に絡むいのししジローの場面があったのですが(いのししジローの中も中丸くん)、その後カットされたようです。(好きだったのに、、)
ニュースの内容としては、ゲンタニの奥さんが失踪したとか、サギ集団摘発のニュースとか、リトアニア等バルト三国のお天気とか
そんな感じでした。
28日はさよちゃんが今回をもってお天気キャスターを辞めること、そしてその理由がゲンタニより暴露されてましたが、
この時の中丸くんの反応が思い出せない。
4日はこの場面がカットされてました。
このコーナーの後に多分、床に置いた紙袋を取ろうとするも、紙袋が動いて取れないという一連のパフォーマンスがありました。
フラッシュを使った連写撮影みたいな感じなのですが、照明と中丸くんの動きで本当に紙袋が勝手に動き、ジャンプする中丸くんが静止画のように映し出されるので、アナログでやってるんだろうけど、観ててすごいなあと思いました。
◆ 1人UNLOCK
自宅に戻った中丸くんが、テーブルの上の雑なミニチュア ステージでライブ10KsのUNLOCKを一人で再現するという前半の見せ場の1つ。レーザー・炎・水・スモーク等の特効を手作り感満載で再現。注目は亀梨くんのサングラス外し技のマネ。最前列のお客さん1人に団扇とペンライトを持たせるなど(団扇の裏には要返却の文字)彼ならではの細かい演出も見どころです。
団扇のお客さんはバッチリモニターに映ります。
2回目に観たときはB列だったので、中丸くんが本当に近くまでいらっしゃいました。
(その時の記憶は一部飛んでます)
◆映画「エクソシスト」の音楽が流れる
怖い話という事で、中丸くんの有名な団扇ネタをスクリーンで丁寧に紹介。
◆好感度アップへの道(このあたりから順番あやふやです)
好感度アップというテーマで、インタビューを受ける中丸くんがスクリーンに映りいくつかのアイディアを語る。
この時の中丸くんは金のごっつい指輪を片手に2つはめてるとか、アクセサリーをジャラジャラさせてます。
風景の中に自分の画像を入れれば?というサブリミナル効果を利用した戦略の提案もあり。
◆NEW WORD SLOT
布団に寝ている黄色いシルクっぽいパジャマ姿の中丸くんが夢にうなされながら登場。
メインスクリーンに巨大スロットの映像(かつんコンの大忘年会みたいなヤツ)
左側に巨大なレバー。
だるそうな雰囲気で歩きレバーを引くと3つのワードが並び、そのお題を1人で表現するというコント。
「一世一代のプロポーズin満員電車」
満員電車内で無謀にも彼女にプロポーズ。
中丸くんから少し離れた位置に立っている彼女に結婚して欲しいと指輪を渡そうとするが、人混みの中で苦戦しているというひとコマ。
隣の人に右足を上げてもらったり、しゃがみこんだりしながら彼女に必死に話しかけていてとにかく大変そう。
相手の名前は都度変わったりする。
私が観たときは2回とも「せつこ」。
「夜の需要と供給」
次々と鳴る電話を取って、『うなぎパイ10箱、ハイわかりましたー。』『ユンケルと力水、元気ですねー』『ピー?ピーは置いてないんですぅー』
と、いわゆる滋養強壮グッズ的なものを受注斡旋しているというやり取りを演じる。
「玄関開けたら2分で文春砲」
一夜を共にした風の女性を先に行かせ自分は2分後に出るというやり取り。 (どうやら一夜では無いらしい事が後に「everyやってる」発言で判明。辻岡アナ観劇の際は「ズムサタ」発言があり、朝設定である事が推測。)
玄関の鍵が上から下まで7個くらいあって内側から開けて外側からも同じ数閉めるという細かい動作も有り。(これも日によって違うらしい)
ドアを開ける際に周りの様子を伺うも、玄関から出た瞬間記者に捕まり、『ただの友達、一線は超えてません、色?パールホワイト』と矢継ぎ早に答える中丸くん。
最初に見た時の方が女性との会話が若干気怠げだった印象が。
しかしパールホワイトって何だよw
「ラジオ体操第1082」
28日は器用に小指を回し始め、その後薬指も回し、見ててなんだかエロいなと思った運動。
4日は首をブルブル左右、上下に震わせる運動。
指回しの方が好きだったけど、遠くからだと見えにくいのかな?
「お腰に付けたきびだんご99%除菌」
きびだんごをあげるから鬼ヶ島へ行こうと誘われた犬が、
機械で作ったものなら良いけど、人の手が握ったものは要らない、でも鬼ヶ島には行きますよと返すやり取り。
「幸せなら手をインド」
幸せなら手を叩こうのリズムに合わせて、
幸せなら手をインド、パンパンで両手を真横に手の平上向きでインド風ポーズ。
シンプルだけど私はこれが1番好き、インドを持ってくるセンスがすごい。
◆どきどき中丸メモリアル(このコーナーのタイトルコールのみ女性の声)
ツイッター拡散率No.1の質疑応答コーナー。
白Tに黒パン、黒のナイキスニーカー、黒のリュックで、上手側の客席横からふらっと現れる中丸くんに萌える。
リュックの中から直方体の箱(外側にはパンフの写真が貼られている)を取り出し、その中からくじを引いて座席番号を読み上げ、該当するお客さんからの質問に中丸くんが答える。
1公演3名、最初の頃は隣の人に相談すると怒られてました。
28日の質疑応答の時、客席はマイク無しで質問するんだなあって思っていたら、中丸くんが、このやり方で大丈夫ですか?(つまり客席からの質問が観客に聞こえているか?)と確認があり、客席から聞こえてないという反応もあったので、中丸くんが質問の内容を復唱してそれに答えるというやり方で進める事がここで決まりました。
こんな風にしてこれからも改善出来ることは改善していくのかなあ、すごいなあと感じた事を覚えています。
◆ボイパの達人
太鼓の達人のボイパバージョン。
曲はリアルフェイスで、スクリーンにまさに太鼓の達人のような映像が流れ、それに合わせてボイパをする中丸くん。
舌打ちも入ります。
後半、『元々6人』『今は3人』などの自虐ネタワードも入って、客席大爆笑。
◆S-1グランプリ
ボクシングスタイルで赤いガウン姿の中丸くんが、客席から登場。そのまま通路を通るので客席が湧き上がります。
初日公演終了後にツイッター上で「乳首」の文字が飛び交ったのはこのコーナーのせいです。
舞台に上がる時はリングのロープを掴む仕草をしたりと芸が細かい。
舞台下手に5種類?のせんべいが並んでおり(歌舞伎揚、ぽたぽた焼等)、そこから1つを選んで煎餅を齧る音の大きさを測って競うという内容(音の大きさはdbで表示)。
9年前は蕎麦をすする音の大きさを競っていた。
dbの数字を見てもそれがどの位のレベルなのか観ている側はよくわからないのですが、スクリーンに順位が表示され、上田竜也の名前と亀梨和也の名前も有り(上田君は割と上位)。
中丸くんの順位は300番台。
◆モーゼでアフレコ
喜怒哀楽のコーナーで登場したマネージャーが取って来た仕事の1つ。
モーゼのマント風衣装と髭をつけた中丸君が杖を持って下手の客席脇から登場(この格好がとても似合ってて可愛い)。杖を使って古典的なマジックを披露。(杖の先から花)
披露した場所が2階席からの死角な位置だった為、観える位置でもう一度やってくれる優しさ。
モニターに映し出された映像(外国人が演じてる)に台本通り声を当てる。アフレコ結構上手い。
アフレコスタートの合図は毎回右手を上げて指をパチンと鳴らす。これがメチャメチャカッコイイ。
内容は、オレオレ詐欺、目玉焼きとスクランブルエッグを巡る争い等。
◆影絵コーナー
スクリーンの裏手で生着替え、その様子も影絵として映し出される。(途中で狼の影絵をやってくれる)
意思を持って動き出した自分の影との攻防、9年前と同じようなアナログ感を持ちつつも進化した部分もあり。街の映像をバックに影を追いかけるシーンは若干のドリボ感。
会場にチョコバナナの香り漂う場面も有り。
白いハンカチで影を捉える場面があるので、喜怒哀楽で出てくるハンカチは多分ここに繋がっているのではないかな?と思っています。
つづく